軽量化
小型化
薄歯ウォームの採用で、歯車機構の小型化・軽量化を実現!

- 課題
- 歯車機構の小型化・軽量化における具体的な手法が見えていないとのことで、自動車部品メーカー様よりご相談をいただきました。
- 提案
- お客様へのヒアリングの結果、真鍮製ウォームと樹脂製ウォームホイールの小型化・軽量化がポイントであることが分かりました。そこで当社は、樹脂製ウォームホイールの歯厚を増やして強度を維持しつつ小径化し、歯の薄い「薄歯ウォーム」を組み合わせることで小型・軽量化を実現する提案を行いました。しかし、転造加工による薄歯ウォームは加工時に熱を発しやすく寸法の維持が難しいため、安定した量産体制の確立が大きな課題でした。この課題に対して当社では、材料選定や加工条件の最適化などを繰り返し検討することで、量産体制の構築に成功しました。さらに、樹脂製ウォームホイールについても試作・金型製作・量産・測定までを自社の樹脂歯車部門で一貫対応させて頂き、ウォームとウォームホイールの両製品を量産化しました。
- POINT
- 1.ウォームギヤの小型・軽量化を提案
2.薄歯ウォームの量産体制を構築
3.歯車設計や材料選定から相談可能
4.樹脂歯車も社内で一貫対応
- お客様の声
- 設計段階から量産開始までの3年間、幅広いサポートをいただきありがとうございました。これまで機構設計から樹脂・金属歯車の加工まで一貫して相談できる企業はなく、大変心強く感じております。今週から本格的に生産が始まりますので、引き続きよろしくお願いします。