世界でも稀な歯車開発・生産体制

当社は、金属歯車だけでなく樹脂歯車の生産にも対応しています。金属歯車においては独自の加工技術の開発、転造やホブ盤加工などの量産技術に注力してきました。樹脂歯車では、設計から試作（切削・射出成形）、金型製作、試験、量産までを一貫して対応。これまで培ってきた技術とノウハウを活かし、材質を問わずお客様の歯車生産を幅広くサポートいたします。

当社では、試作段階から量産を見据えたVE/ VA提案を行い、コスト削減と品質向上を実現します。設計者が悩む歯車の材料選定や加工方法、公差設定などもサポートします。無駄を省きながら高精度歯車の効率的な生産体制を構築し、短納期・安定供給を実現します。

当社は、金属および樹脂歯車の騒音・耐久性・潤滑、樹脂機能などを研究する歯車研究所を併設しています。歯車の設計・試作段階からお客様に寄り添い、ギアシステムの開発サポートも可能です。金属歯車と嚙み合う樹脂歯車の性能向上などスポットでの相談もお待ちしてます。

自動盤加工や転造加工、引抜切削加工は大ロットに適した加工方法のため、同じ工法で試作を行うことは通常ありません。しかし量産時と同様の加工方法、加工機で試作を行い、開発期間の短縮や量産時のトラブル回避を検討されることが多くなりました。さらに量産性確認まで連続して行うことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

当社ではダイレクトギヤミーリングによる試作に対応。エンドミルを用いて、理想とする歯形をワークから直接削り出します。ホブなどの専用工具が不要なため、通常1ヶ月以上かかる製品でも最短2日で出荷します。さらに5軸加工機の中で最高精度の安田工業製リニアモータ駆動５軸マイクロセンターを導入し、μ単位の高精度な歯車製作を実現してます。

CNC全自動歯車測定機や歯車かみあい試験機を保有し、歯車精度測定も対応しています。外注を必要としないため、リアルタイムの歯車評価が可能です。さらに、平歯車やはすば歯車の耐久性や騒音、ウォームギヤの強度や伝達効率の試験も対応しています。